音の葉おれんじ

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zoom RSS 蒼き革命のヴァリキュリア プレイ感想(VITA版)

<<   作成日時 : 2017/05/08 21:50   >>

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超少数派っぽくて哀しいのですが…私はこのゲーム普通に楽しめました。

戦ヴァル未プレイだったこともあり、今作も購入予定にないどころかどんな内容なのかとか全くノーチェックだったのですが。体験版を何度か出してユーザーの意見をフィードバックして開発してると聞いて「そんなに頑張ってるなら応援的な意味も込めて買ってみようかなー…」と軽い気持ちで予約!

(PS4未所持なのでvita版一択だったので)もしや、カクカク操作でまともに遊べないのではくらいの懸念はあり、しかも先行体験版をプレイした人達が酷評してるみたいで…ぶっちゃけ早まったかなと思いつつ怖々とvitaの体験版をプレイ開始しました。

が。うん…全然快適に操作できるね?

戦闘が単調&イベントが細々ロードでぶつぎりなのは気になるけど…シナリオもキャラも良い感じ。もちろん、冒険に心躍らせるみたいな明るい話では断じてないんですけど、これもしやけっこう面白いのでは…??

期待値底辺からスタートしたこともあり(失礼)、斬新さはないけどそこそこ堅実に作られてると感じたので、なんでここまで評判悪いのか首をかしげてしまいました。

確かにPS4で出すアクション系RPGにしては目新しさがなく凡庸だし、ストーリー進行も長ったらしい人形劇ムービー(早送り不可)が延々流れる仕様なので、お話に興味がもてないと本気で苦行なのはなんとなく理解できました。

でもPS時代(あ、SFCも遊んだ事ある)から色んなゲームに慣れ親しんでる身としては「いや、ほら、その…クソゲーっていうともっとこう…ほんっっとうに どうしようもなく 度し難いやつの事いうからさあ…この程度でクソゲーとか…」という心境に至りまして…

まあ、実際どうなのか気になってる方は体験版でお試ししてみるのが一番かと。

進めていくうちに戦闘の幅は多少広がるし、話もどんどん盛り上がって面白くなりますが…体験版プレイした時点で「で、これ何が面白いの?」と何も魅力を感じなかったなら…おそらくその評価がひっくり返ることはないのでスルー推奨します。

個人的にはすごく楽しめたのですが、擁護しづらいマイナスポイントが多いのも事実です…()


以下、もうちょっと詳細な蒼ヴァル感想(ネタバレ含みますし、無駄に長いです)

・戦闘について

前述したとおりあまりに評判悪かったので、バグ頻発&カメラワークや操作性が最悪なのかと思ってたんですが…普通に遊べます。というか、雑魚戦はけっこう楽しいです。

操作は簡単だし、密集した敵を咒術やグレネードでなぎ倒すの快感でした。敵が屋根の上にいて追撃が面倒だなー、って時にライフルで撃破するスナイパープレイとかもできます。

ミッションでS評価狙ったりお気に入りのキャラを強化したりするのも、単調作業ながらわりとムキになるのですが…うん、やっぱり、テクニカルな操作や戦略を駆使した奥深いバトルを求める方には物足りないかもですね。

そして…ボス戦は正直微妙!

ヴァルキュリアに関しては、ゲーム中最大の驚異なので理不尽な強さなのは納得いきます。それに対抗すべく結成されたA・V部隊の面々が敵の一般兵と相対したらわりと無双状態になるのも設定的にはありだと思います。

…が、帝国4将戦もうちょっと何とかしてほしかった。最後のやつとか、HPがゼロになっても戦闘継続して勝手にHPが自動回復するバグだか仕様だかのせいで、本気でイライラしました。嫌がらせみたいに何故かあそこだけ連戦の合間にセーブできないし!!(怒)

良い感じなデザインの咒機を乗りこなしてるのに、固いし面倒なだけで見た目ほど面白味がある攻撃してこない哀しみ。本来なら何度も挑んで攻略方法を編み出すとか、自力で楽しむ努力もすべきなのかもですが。

レベルさえ足りていれば死んだ魚のような目でボタン連打してれば何とかなっちゃうので、アクション要素にさほど執着がないヘタレゲーマーからすると「もう勝てたしこれでいいわ」くらいの気持ちでした。

マクシムに関しては、もうカサカサ動き回ってウザいの一言に尽きますね。弱点咒術を装備してない状態で戦闘になった時のウザさときたら…殺虫剤まきたくなった(おい)

あと、咒術が戦利品としてどんどん手に入る仕様のせいで、装備品の合成や戦果報告でもらえる報酬がほぼ要らない子なのも残念です。上位咒術もいらなかったんじゃないかな…ただでさえ種類豊富なのに、咒術名の互換差分が多すぎてややこしいことこの上ない。

そして、仲間のAIがお馬鹿さんすぎてぜんぜん使えない!!マニフェストで多少はカスタマイズできるけど、そんな劇的な変化は感じられませんでした。

アムレート(操作キャラ)が敵をばたばたとなぎ倒している後ろで、互いにマウントを取ろうとして及び腰でジリジリと牽制しあう仲間と敵兵…という図が大変シュールでございました。「いいからさっさと攻撃しろおおお!!」と後ろからまわし蹴りいれたくなることが多々ありました(笑)

あと…なんかえらそうにつらつらと語ってますが…

ごめんなさい!実は、途中からやたら敵が固くなって作業感が強くなってきた7章あたりで難易度下げました。

戦闘自体はさほど苦痛じゃなかったんですが。話の続きが気になりすぎてサクサク進めたいという誘惑に負けた…(そこからがやり応え出てきて面白くなるんだろうがああ!!って意見の方いらっしゃいましたら申し訳ない)

でも、本気で駄目なら難易度下げちゃえば何とかなるし…という私の目標意識(?)の低さを差し引いても、やっぱり他の作品と比べるとアクション部分やバランス面が大味で色々と惜しい印象です。


・キャラ・シナリオについて

前提としてこのゲームは大部分が一昔前的な紙芝居な人形劇ムービーで占められてます。多少の身振り手振りはあれど、3Dマネキンなキャラクターがほぼ棒立ちで会話してるだけの物を数十分も見せられる仕様に耐えられない方は多々いらっしゃるかと。

でも、私はすごく楽しめました。復讐劇としてはベタながらなかなか良く練られてて話の運び方が巧い!と唸る場面も多々あり。

私怨から帝国に戦争を仕掛けるため、国民を誘導していた…というのが彼らの最大の罪なわけですが。そこに付随する彼らの罪悪感や葛藤はきちんと伝わってきたし、国の窮状を思えばあそこで奮起しなければ終わっていたかもしれないわけで…

感情面だけではなく政治的に見ても100%悪だとは思えず。たしかに戦犯である以上言い逃れは出来ないんだけど。それでも、彼らだけが断罪されるなんてやるせなさすぎる。できれば恩赦を…!!

…そんな感じで、ずっと息を詰めてハラハラしながら見守っていました。

事前情報を仕入れてなかったこともあり「この主人公いかにも周り見えてない復讐鬼ぽい風体だし…さぞや見苦しく独善的な復讐劇がくりひろげられるのでは…」なんて思ってたんですが。

大罪人である彼らは本来は気のいい才気あふれる若者で、ものすごく好感を抱ける人物像に仕上がってました。仲間であるヴァナルガンド隊の皆様も何かキャラクター濃くて変な人多いけど、いい人だらけで大好き…!!

もちろん、復讐に身を投じたせいで自滅に向かって全速力で駆け抜けていくようなお話なので「え、いまさらそれ言っちゃうの?」とか「いや、もっと上手いやりようがあるでしょ」とツッコミいれたくなる場面も予定調和(あ、不和か)として多々ありましたが。

他人事なら何とでも言えるだけで、孤児院というより所を失った彼らのやるせなさとか心の痛みは存分に感じ取れるので「間違っていると知っててもそうするしかなかったんだ…!!なにこれ切ない…!!」と素直に憤りや哀しみを抱けるシナリオでした。

キャラクターの掘り下げに関しては昨今のRPGでも丁寧な部類だと思われ、ニヤニヤしたりクスっと笑えるイベントから、切なさに胸が詰まるイベントまで、多種多様に用意されてて、けして重苦しいだけのストーリーじゃなかったのも好みでした。

…が、一部かなり重要なイベントが有料ダウンロードコンテンツになってるのはちょっとマイナス要素ではないかと思います。特に、某キャラ離脱後の妹さんとアムレートの会話とか、先生とヴァルキュリアの会話とか。これは普通に入れとこうよ!!

あと、レアチーズ王子マジで要らないデスヨ。言動と主義主張があんなにちぐはぐで支離滅裂なキャラクターそうそういないのではと思うレベル。

そんな感じで、部分的な不満や矛盾は当然あれど群像劇・復讐劇としてはかなり見応えがあるストーリーだったんですが。反面、ヴァルキュリアとか咒歌の扱いが軽い気がしたのは残念でした。

特にヴァルキュリアとか重要キャラだったのに…皇帝を排する時の障害であり、ずっと追い求めていた母代わりの恩人で「殺せるのかどうか」という側面ばかりがクローズアップされていて本来どういう存在だったのかは消化不良のまま。

咒歌の設定も曲の素晴らしさはさておき、取ってつけたかのようなご都合ファンタジーっぽくなっただけで、色々と浮いてた気がする。

オフィーリアの咒歌がヴァルキュリアに対抗できるというなら、戦闘時のあの厄介な即死攻撃を打ち消すくらいの特効は付けてほしかったなあ…あと、個人的な好みを言わせて貰うと、歌詞は日本語じゃない方がよかったかもです。

ブリュンヒルデさん(だっけ?)が「過ぎたる技術はやがてこの星を滅ぼす!蒼き石の力を使う人間どもを粛清するのがわが使命!!」みたいなRPGにありがちな裁定者ノリで命題を抱えてるのはうっすら理解できたんですけど…

実状:皇帝の言いなりで戦場で暴れてるだけな帝国の手駒の死神(説明する気は一切ない)VS皇帝絶対許さないマンの主人公(他の事など気にする余裕は一切ない)

うん、そりゃ話広げようがないわ!!

タイトルにまでなってるのに「ヴァルキュリアとは結局…?」と疑問符だらけだし、正直キャッチコピーの死に抗うも「え…いや、帝国には抗ってるけど、死に抗うってほどでは…」みたいな感じでそこそこ詐欺感はあるんですが。

投げっぱなしというよりは「ああ、そんなネタ振りもちょろっとされてたね」くらいの感覚でスルーできちゃうくらい、このお話の主題は「居場所を理不尽に奪われた孤児たちによる復讐劇」であり、それに関してはやりきってくれた感はあるのでまあいいか、なんて思ったり。

もしかしたら、続編前提で次回作ではそのあたりを掘り下げる予定があるのかもですね…

最後の結末といい、特定条件を満たせば見られる後日談といい…シナリオ面でも中々に賛否両論であろうと思われるのですが、少なくともバトル部分よりは好意的に評価する方が多いんじゃないかなと。

以上、長々と語ってしまいましたが蒼ヴァル総評!

いわゆるキャラ萌え・シナリオ重視なノリでワクワクハラハラしつつ、戦闘もそれなりに楽しめました。RPGでキャラ萌えを全面的にプッシュするとか、それこそ駄目ゲーの証みたいで切ないし、あともう一工夫あれば…!と思わなくもないのですが。

昔ながらのJ・RPGが好きな身としてはさほど引っかかるほどでもなく、素直に買ってよかったなと思ってます。もし続編が出るなら是非応援したいし、DLCとかまだ追加がくるなら(恐らく絶対にない)喜んで買うくらい好きです。

戦場の方は遊んだことないので、シリーズ新作としては良し悪しの判断が全く出来ずちょっと申し訳ない…機会があればやってみたいです。

こんだけだらだら語っておいてなんですが、キャラクターがとても魅力的だったのでキャラ別感想もやりたい…別の記事で作成します。




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