ケイオスリングスⅢ プレイ感想 (シナリオ関連)

エピローグまでプレイ完了。


街があって、メインキャラ以外の住人が生活してて、閉鎖空間に強制召喚もされず、開始10分以内で誰も死なないだと…!?こんなの、私が知ってるケイオスリングスじゃない!(あ、でもよく考えたら謎のご老体が船を墜落させてたぶん死人は出てるから、通常営業かも)

…なんて、よくわからない葛藤をしつつ(笑)爽やかで壮大な世界に期待感いっぱいになりつつプレイ開始したんですが。

「あれこれ盛り込まれすぎて、もはや別のゲームみたいになってるよ何だこれ!?」って感じで、序盤はひたすら驚きっぱなしでした。

シナリオやキャラに関しては、方向性が変わったとはいえクオリティの高さは健在。笑えて泣けて驚嘆しての連続で、とにかくひたすら面白かったです。王道RPGってやっぱり良い!めちゃくちゃ楽しい!!…としみじみとストーリーの良さをかみ締めながらプレイしました。

昨今プレイしたゲームの大半が、描写不足でモヤモヤしたり変な方向に迷走しちゃってるパターンが多くて「もうRPGのシナリオに多くは望むまい…」と暗澹とした悟りをひらきかけてたから、こんなに素直に楽しめたのすごく久しぶりで何だか嬉しくなりました。感動。


~以下、グダグダ長いだけのキャラ個別感想(シナリオ超ネタバレです)~



ナスカ(主人公):第一印象→キーブレード装備できそう(禁句)

ちょっと調べたらわかるらしい前知識(ジーンや試験関連)すら知ろうとせず、「パラディソス目指す!エクスプローラーになる!!」と言って幼い妹を放置して冒険に出ようとするとか…こんな底の浅そうな子が主人公とか大丈夫なの?

と、開始当初のみややひっかかる描写があったのですが、マイペースっぽいキャラ設定らしいので、すぐに馴染んで気にならなくなりました。あっという間にエクスプローラーとしての実力をつけて駆け上がっていくし、薄いように見えて何だかんだでしっかり主人公してました。

でも、台詞が呻き声だけなのは最期まで馴染めなかった。真理の体現者化やパラディソス転移あたりのイベント、ちゃんと喋ってくれれば絶対もっと愛着わいたし感動できたのに…!!せめてムービー中だけでいいからちゃんと台詞言って欲しかった(涙)

それと、8歳児に家の事まかせっきりで冒険するのはともかく…生活費だけは入れてやれ。破天荒な父親の血を引いてると言われればそれまでですが…さすがに駄目すぎだと思う。某リーゼントの兄を見習え。

パラディソスで彼がエルルと邂逅した「過去」がそのまま正史として組み込まれちゃってたんですが…あのあたりの問題が、卵と鶏の因果関係みたいになってて少しモヤモヤします。というか、真理の体現者になれたことと、失踪した父親は特に関係ないんでしょうか。

そして、何気に不老不死状態のままだと暴露されてそのまま終了。ちょ…続きは!?このままだと、リアリーくらいしか友人がいなくなりそうで不吉。


だいすけ:このビジュアルでだいすけとか、ないわー。せめてカタカナか漢字…いや、やっぱないわ(笑)…と失笑したことを土下座したくなるくらい良い奴でした。登場人物のなかで、この子が一番好きかも。

イケメンで頭も良く、母孝行で家事万能な努力家で何かとハイスペックな少年。しかも、ナスカ君が喋らないせいで主要イベント会話はほぼ彼の独壇場。「もうこっちが主役でよくね?」みたいな気分になるんですが…

全編通してみると、たまに弱音をはきつつ見せ所はビシっと決め、さりとて主役を食うほどの役割は担わずで…まったく嫌味がない。完璧じゃないかだいすけ!!エルル救出時のナスカへの激励とか、春子さん(母)の治療イベントとかすごく好きです。

人間離れしたメンバーの中、自分だけ特に何も持たないのをやや気にしてたらしいですが…そもそも、その中に混じって普通に活躍できてる時点で逆にすごいわ!という(笑)

というか、最終CA時の決め台詞といい、コロシアム時のジェリーさんの実況といい…どう考えてもお父さんただの大工じゃないだろこれ。公式HPの春子さんのキャラ紹介でも何かそれっぽい事匂わせてるのに、本編で語られてませんよね??

こんなにデキる子なのに、恋愛に対して鈍感なのはご愛嬌なんでしょうか。リアリーともフラグ立ちそうでなにも起きなかったし、プリカはもはや完璧に陥落してるけど曖昧な雰囲気のままだし…この辺りの決着はちゃんとつくんでしょうかね。


リアリー:生足美少女万歳!!(待て)可愛い上にヒット数稼いでくれるのが爽快で、戦闘メンバーから外した事がありません。

まさかの人魚…なのに、主な能力が浮遊でちょっと不思議。まあ、体現者の先祖返りだって言ってますし、通常の人魚とは別物ですよね。

凄惨な目に合ってるのに、それでも明るく振舞ってるあたり強くて良い子です。ツンデレというより、強くあろうとして強がってるあの感じがとても好きです。

「前作までを参考にすると、まさかお父さん刺身になって出てきたりとか…(ドキドキ)」と先の展開への覚悟を決めていたら、まさかの焼き魚で違う意味で涙目に。すみません、陰惨と見せかけて泣かせに入ってくるケイオス節を見誤ってました(何の謝罪だ)

一章までは完璧にヒロインしてたのに、エルル登場以降は一歩下がったというか、ネタとはいえ周囲から下げられててなんだか気の毒…なんですが、別にいらない子になったわけではなく、その辺りも踏まえてしっかり仲間として活躍してる不思議な感覚。

あ、でも必要以上にモテない設定はさすがに酷いかと。私も好きだぞー!!(スイートさん実況に便乗)

そもそも…弱った時に寄りかかる相手が、ほぼ毎回主人公な辺りからして間違ってる!!そこはだいすけにしておくべき(笑)だいすけとリアリー、わりとお似合いだと思うのですが、序盤だけそれっぽい雰囲気になったものの、結局お互い全くその気がなさそうですね。

恋愛に興味はあれど、ご縁がない状態で終わってしまったのですが…こんな良い子に相手がいないとか切ないので、もし今後があるなら是非救済してあげて欲しいところです。

将来的に鱗はえてマッチョ化するらしいんですが…ハーフだし、もし変化しても人型は保ってくれそうな気がする。いや、これまでのケイオスリングスなら「ゲシャアアアー!!」とかなっても驚かなかったんですが、さすがにⅢではやめてあげて下さい(懇願)


アル:頼むから衣装チェンジする時は帽子外してください。任侠着物にキャップ。フルアーマーにキャップ。スーツにキャップ。半裸タオルにも…(以下略)

あと、食事会話時のアルの食べ方がおかしすぎて、見る度にプルプルした。普通に食べてくれ。野性味ある食事方法とか超越してただのギャグだよあれ(笑)

わりと駄目な親父と見せかけ、とても凄惨な過去をお持ちの渋い大人キャラ。パーティーの平均年齢あげまくってるけど、良い味出しててすごく好きです。

ドライ6との因縁や千の航海員ってだけでもじゅうぶん濃い設定なのに、本人もそれと気づかぬまま、Ⅲ最大級の爆弾抱えもってるあたり卑怯だ。

普段のランクⅢの先輩エクスプローラーである彼や、ドライ6関連のイベントの印象が強すぎて、千の航海員としての役割がいまいち曖昧だったような気がします。

二回もあんな美人な奥さんと娘さんをゲットしちゃって!!とか弄りにかかるには、その後迎える結末があまりにも悲しくて壮絶すぎるのですが…過去に飛んだアル=ヨハネという図式まではいいとして、現在のアルがそこに至る経緯がどうも想像しづらいです。

時間交差にありがちな「同じ時間軸に同一人物が存在すると云々…」な問題も起きてないし、その辺りの設定はどうなってるんでしょうか。

これまでのシリーズの謎はご都合SF理論なりに、ちゃんと綺麗に理由付けされてたので、今回もちゃんと辻褄あわせてくれそうな気がするんですけど。本編では未解決だったので、今後の展開次第で回答待ちですかね?


エルル:ふわふわ美少女然とした見た目に反して、食い意地ブラックホール。しかも言動がたまにいろんな意味でエグい。

遅れて来た真打ちヒロインなのですが、ぶっちゃけ「えー?別にリアリーがヒロインで間に合ってるんだけど…」という微妙な印象でした。でも、ブタバクの甘辛焼きをほろほろと落涙しながら食すお姿にあっさり陥落。前作のレシカと食い意地が被ってる(笑)

髪の毛切る前とか、パラディソス時の金髪容姿の方が僅差で好きです。デフォルト衣装がパレオなので、可愛いけど例の無人島以外ではなんだかなあ…って感じで、大抵他の衣装に着替えてます。

というか、無人島漂流時のイベントふざけすぎてて腹筋がヤバイことになりました。ドキドキサバイバル過ぎてどうしてくれようかと…(笑)

自然にパーティーに加わって馴染んでたんですが「そういえば人間じゃないんだっけ?」というところから始まり何かと謎が多く、最終的に明かされた正体に驚愕しました。原寸がまさかの地球超越サイズー!!

犠牲になる際の主人公とのやりとりも中々に切なかったのですが、やっぱりマリアベル&ヨハネとの親子愛の絆の方が印象に残ってます。

エルルの「うわあ…」的な言動はわりと好きですけど、エンドロールのグラッチェから贈呈された花束の扱いはさすがにどうかと。普通にナスカといちゃつく後日談とかの方が綺麗だった気が。

というかヤエちゃんといい、開発者様方は天使と見せかけ、えげつない仕打ちをする美少女に悶える嗜好でもあるんですか?(苦笑)


パティ:可愛くてしっかり者でおにいちゃん思いのパーフェクトな妹

大人顔負けで、出来すぎな程に世話を焼いてくれるのですが、なんだかんだで兄が精神的な支えになってるのが各イベントでわかって泣けます。こんな可愛い妹を放置して冒険に出かけたがるとか、主人公は1回本気で土下座するべき。

将来的に、ヤエちゃんをも凌ぐくらい末恐ろしい娘さんに成長しそうです。というか、兄が真理の体現者になれたのなら、その妹のパティもやはり結構なポテンシャルを秘めていたり…?


グラッチェ&プリカ:小物臭と大物臭を同時にかもしだす、愛すべきお馬鹿コンビ。主人公達がすごすぎて凡庸な扱いになってたけど、そもそも新人エクスプローラーとしてはかなりの注目株なんですよね。

彼らが絡むとだいたいお笑いイベントが起きるので、大変愉快でした。馬鹿なだけのキャラではなく、情に厚いところとか、兄妹の絆とか…暑苦しい熱血馬鹿っぷりがほんと良いキャラしてて大好きです。

グラッチェ→エルル=ウザ気の毒、プリカ→だいすけ=ニヤニヤ可愛い。

恋愛関係でも主に全力で笑いをとってくれるので、ちっとも報われない兄妹ですが…プリカの方は春子さんを味方につけたっぽくて、展望は明るい…のか?だいすけが仲間の為なら男女問わず体張っちゃう気質のせいで、脈があるんだかないんだか…

あと、コロシアムの実況で「二人は実の兄妹じゃない?とか何とか!!」って言われてたんですが…あれは一体。


千の航海員メンバー:中途半端な情報に踊らされてたせいで、有能そうなわりに空回り集団という印象が強い、気の毒な為政者達。(代表:ヴォルヘルム)

キングシュタイナーが最初からチャイルドとマリアイヴの関係を正しく開示してたら、ここまでこじれなかっただろうに…というか、あんな中途半端な知識で、何故これまでちゃんとテイアを運営できていたのが謎。

正直、普段の活動もいまいち不鮮明だったんですが…特にアル。この面子に混じって一体何をしてたのか謎過ぎる。まあ奥さん達殺された以降は抜け殻みたいだったって言われてたから、ほぼ休業状態だったんでしょうけど…

色々と言ってますが、ドロシーを筆頭に、ドラクロアさんとルイシャさんは最期にかなりいい仕事してくれててときめきました。お二人の顔は是非拝見してみたかったな(笑)


オズ:で、結局何者なんですかね?

エルルと主人公の能力併せ持つチートキャラ・おそらく不老不死・エンティティを倒したその先に待つ結末を警戒して、「謎の主」の指示で動いている・ドロシーの元旦那…??

ヴォルヘルムを泳がせておいて、失敗したら正体知られてるからって口封じにかかったり…もう何がなにやらさっぱりです(笑)あと、どっかの住人からギルド創始者アキナスが黒髪黒瞳の美形だったって聞いたんですが…あれ、まさかオズの事じゃないですよね?


ドロシー:まさかまさかと思っていたら本当に同一人物だった。老若チェンジの謎がなにげに放置されたままなんですが…なにか会話見逃した?

そして何故あんな胡散臭い男を旦那にしたのかも謎。オズ自身も人並みに恋愛して父親になったこと自体奇跡みたいな言われようだったし…馴れ初めがすごい気になります。


エイリーク:まさかのご子息。どっちにも似てなさ過ぎて理不尽。喧嘩というか殺し合いを好む狂戦士系のおじさん…と思いきや、大半何しに出てきたのかわからないオチがつく、ただのギャク担当キャラでした。(笑)

他の兄弟も、きっと濃いんだろうなあ…クロウとはクエスト依頼で遭遇したんですが、キャラがいまいちわからなかったです。


ドライ6:怖気と戦慄が走る変態外道なのに、格好いいとかふざけるな。アクセス!!からのナイトブレイザー化(違)が卑怯。

アルでなくともぶちのめしたくなること必至なのに、エンティティ打倒の合間にあわただしく決闘が挟まったと思ったら、まさかの逃げきり。生命が還る場所に投身自殺した瞬間「止めろ!変態でマーブルブルーが汚染される!!」と思ってしまったのは内緒です。

史上最強のシリアルキラーということで、常軌を逸した言動とか驚異的な強さはともかく…謎が謎のまま…彼に関しては本気で決着編を熱望します。

それと、妹(!!)のローテイストの言動が何かと意味深なのは、ヨハネと接触してたからなんでしょうか。レオンが初恋とか、テイア最強キャラ格付けランキングとか…結構びっくりする内容が多かった。


マリアイヴ&ヨハネ:娘への愛情だけで、千年間…本当に本当にお疲れ様でした。Ⅲの裏主人公&裏ヒロイン、素敵すぎますよ…

絶対に敵ではないとは思っていたのですが、まさかあんな事情だったとは想定外。終盤の展開は涙腺ゆるみっぱなしでした。散り際に自分の姿を冗談めかして卑下するマリアイヴと、それに対するヨハネの返事がすごく好きです。

しかし…ヨハネは娘の為に千年も人間やめて生き延びた「だけ」にしては、オズやドライ6との関係に含むものがあって、それなりに謎が残ってしまってますね。元奥さんが生き返る…とか、どういう意味だったのか。


とりあえず、皆いいキャラしすぎてて大好きです!!街の人たちはもちろん、タコトパスですら萌え。あ、でもドライ6とエンティティ親子はグロいんでちょっと遠慮したい。
シャマランは…うん、まあ小物だったし…


~全然まとめきれてないけど、まとめ~


くどいようですが、最期にもう1回。素晴らしく良質なシナリオで文句のつけどころがなかったです。

起承転結がしっかりしてて、家族や仲間との絆が丁寧に描写されていて、伏線などの構成もお見事。さらに章ごとに毎回クライマックスな見せ場があるとか…好みどストライク!!

終盤の息も付かせぬ怒涛の展開も良かったんですが、一章あたりで、リアリー&だいすけと組んで駆け出しエクスプローラーしてた時のあのワクワク感がたまりませんでした。

不満ってほどではないけど、気になった点を上げるとしたら…主題歌が良い曲なのは全力で賛同できるんですが、さすがに一章で流すのはフライングすぎて合ってなかった(笑)&それと、イベントで落下・消息不明・昏睡という似通った展開がちょっと多いかな?という二点くらい。


一部謎が残ったままですが、物語としては綺麗に完結してて、次回作だかアップデートだかに備えての伏線って感じなので悪い印象はなく、むしろひたすら待ち遠しいです!

ジーン図鑑のヨハネの項目・デネデヴさんの占い・オズの発言、街のヤクーの発言…それらを併せると、不穏な未来が待ってるの確定なので、ちょっと怖い。そしてすごく気になる。

ていうか、クオリアを中心にした群れがエンティティって…!!遺伝子レベルがⅠ終了時のメンバーより退化しちゃってるって事か…(遠い目)


スマホアプリでの開発が主軸のゲームみたいですが、出来ればこのまま家庭用ゲーム機でも平行して展開して欲しいなあ…公式HPを見る限り、今後のあれこれを期待してもよさそうですごくワクワクしてます。



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