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音の葉おれんじ

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音の葉おれんじ
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日常のことをだらだらと書き綴るブログです。
偏ったゲームの長文感想がメイン。

たまたま検索で引っかかって迷い込んだだけ、という方が大半だと思うのですが…閲覧ありがとうございます。気持ち玉(拍手ボタン)まで押して頂いてる方がいて、とても恐縮です。

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大正・対称アリスall in one エピソード2 感想

2017/03/18 22:29
事前に色々とヤバイと聞いていたエピソード2ですが、確かに色々とやばかったです(笑)

〜かぐや編〜

各キャラクターの立ち位置がルートごとで違ってくるという法則はなんとなく理解してたんですが。自ルートのかぐやさん想像以上にダメ人間度がアップしてて愕然としました(笑)

いやー、彼女に平手打ちくらって豪快にフラれた直後、その場にたまたま居合わせたヒロインを口説いてくる攻略対象斬新だなー。新しすぎて面白いわー。

それはそれとして…お前のようなチャラい男に百合花ちゃんは任せらないのでとっとと月にお帰りください。

はっ…しまった、乗っかるべきだってのはわかってたのに思わず素で断ってしまった!※即行バッドエンド

ほんと、毎度毎回ダメ男に自ら率先して喰いついていく百合花ちゃんの肉食恋愛脳スタイル、心配になってきたんだけど。本当にこれでいいのか…?このルートに限れば、シンデレラ兄さんの方が間違いなくいい男だと思う。

そんな感じで「えっ、今から何が始まるの…?」と困惑するところから始まって、ひと筋縄ではいかないシナリオ展開がとても楽しかったです。

出会い方があまりにも胡散くさかったので、私の中では不信感バリバリだったかぐやさんなのですが、予想に反してとても良い人!八方美人ではあるけど、繊細な気づかいを見せてくれるし誠意もある!そしてどこか謎めいていて掴みどころがない…

なるほど、これは女性関係のトラブルも起きるだろうし、百合花ちゃんが惹かれるのもわかる。なんちゃって京都弁な喋り方と浮世離れした着物姿もあいまって、癒しと色気と陰が絶妙なバランス。かぐやさんすっごく好き!とあっさり前言撤回しちゃったんですけど。

でも…あの…その…この兄さんちょっと扱いが面倒くさすぎませんかね。

繊細なかぐやさんにはありとあらゆる場所に大小さまざまな地雷が仕込まれてて、少しでも踏むところ間違ったら色々と爆発してしまう…ワレモノ危険…取扱い注意…天地無用…(配達物みたいに言うな)

途中分岐するバッドエンドがやたら多いせいで、魔法使いさんウキウキ大忙しじゃないですかやだー状態で。攻略が難航して変なテンションになりかけました(笑)

「これはもしや、女性にだらしない王子様に惚れこんだ百合花ちゃんが、元カノをちぎっては投げして身辺整理して幸せを掴むお話?なにそのフェアリーテイル感ゼロな地獄絵図!!?」とか思ってたので、もののみごとに騙されましたし!

言動が妙にふわふわしてるのは、単に記憶喪失で途方に暮れてたからだった、というところから彼が抱えている問題が見え始め…洒落にならない不穏な真相が明らかになっていく過程がすさまじかったです。

うさぎと仮面にまつわるお話。かぐやさんの愛を得るためには、彼が出す難題に全力でお応えしなければならない。失敗すれば月に帰ってしまう…おとぎ話らしからぬ悲惨な過去が、原題であるかぐや姫に上手にかけられてて背中がゾワっとしました。

だからって服薬のち入水自殺図ろうとする王子様VS包丁で腹抉るお姫様はどうかと思いますけどね!?唐突に始まる愛のヤンデレ劇場…

いや、そこは普通に交換日記帳でおもいとどまってくれ。どこをどうやったら包丁という選択肢がうまれるの。そしてそれが最適解ってどうなの!?とvita片手にツッコミ入れまくりでした(笑)

不幸すぎる過去が原因とはいえ「自分にとって最高に都合の良い女の子」でないと愛せる自信がないかぐやさん、相当厄介で拗らせてるなと思ったんですが。

そんな無茶ぶりに全力でお応えできる百合花ちゃんの察しの良さと行動力が、彼の厄介さをなぎ倒す勢いで本当にすごい。あまりに出来すぎていて狂気すら感じる。

彼女の愛情表現と覚悟があまりに壮絶すぎて、バッドエンドの嵐を踏み越えてエンディング迎えた時には顔覆ってしくしく泣きつつ「末長くお幸せに…」としか言えない状態になってました。

相手が好むリアクションを返して好感度を上げるのが乙女ゲームの基本中の基本だし、メンタルケアが恋愛過程の一環になってるのもよく見るパターンなんですけど…

そのシステムが、かぐやさんの本音に気づいて応えてあげる為の引っかけというか、心の傷を癒してハッピーエンドに到達する為のギミックになっているのすごく面白いなと思いました。

しかしこれ、やっぱり「誰か」が負った心の傷を癒す為に作り上げられた創作劇なんでしょうかね。幼少期のトラウマによる人格分裂とか、そっち寄りの危うさが漂ってきたよ…

そもそも例の元カノ達、お話の途中から恋人ではなくただの身元引受人になってたし、相変わらず色々と無茶で強引な展開でプレイ中常に違和感がありまくりです。

全部が全部作り話…というのではなく、現実にあった出来事を混ぜ込みつつ、童話風の物語に仕立てて都合よくハッピーエンドに改変するのが目的なのかもしれない。

まあ、誰が誰の為に何故そうしているのかは全然わからないし…あれこれ予想して真相が全然見当ちがいだったらかなり恥ずかしいけど、たぶん合ってる気がします。

ぐるぐると考えつつ次のルートへ。


〜グレーテル編〜

他のシナリオでも中々にクセが強いキャラだったグレーテル君。一体どんな感じのおとぎ話&恋愛になってるのか結構ワクワクしながら始めたんですが…

いきなり監禁されてるよキャッホウ。

いやでも、衣食住保障されてる好待遇な監禁とか乙女ゲームやってるとわりと遭遇しますね。ヤンデレ弟キャラ的に王道エピソードといってもいいくらいです。うん、よくあるやつだわ。

…と、我ながら嫌な慣れでスルーしようとしたんですがごめんやっぱ無理。

頼むから、君達がどんな関係でどういう状況なのかちゃんと説明して下さい。原作的には正しいかもだけど、なんでいきなり姉と弟になってるの!?ぶっとんだ状況すぎてあれこれツッコミが追いつかないー!(笑)

そもそもいきなりお姉さん監禁して、性的な意図はない(いや実はバリバリ有った)にせよスカートの中に手を突っ込みストッキング着脱プレイしだす攻略対象とかあますところなくアウト!!

全力で姉さんへの愛を叫ぶグレーテル君が逐一ヤバすぎて、ものすごくドキドキしました。※notときめき

そして、可愛い弟がする事ならオールOKとばかりにノリノリで応戦する百合花ちゃんも通常運転でかなりイカレてました。もう恋愛過程とかクソくらえすぎてどういう反応をすればいいのかわからない。

とか言ってみたものの…こちらも前ルートでお腹抉って修羅場くぐり抜けてきた直後なわけでして(笑)グレーテル君と百合花ちゃんのキレッキレの会話応酬が面白すぎたこともあり、意外とあっさり順応できてしまいました。

わーい、義理の姉弟で監禁ごっこたっのしー!着ぐるみ百合花姉さん可愛いー!(だいぶ対アリ世界に染まってる)

それと併せて、シナリオ展開や彼らの置かれた状況に感じる作り話めいた違和感が更に強くなっていたりもして、このルートもまた常に首をひねりながらプレイしてました。

血の繋がってない姉弟で両思いというシチュエーション、普段の私なら「え、じゃあさっさとくっつけば?」と一刀両断してしまうんですけど。「姉(家族)」という存在に執着するあまりに色々なものを拗らせてるグレーテル君の苦悩がなんとも言えず…

まるで腐りかけの果物みたいなドロドロした甘さと不気味さがありました。うわああ、グレーテル編やばい、色々とヤバい。

これまでの百合花ちゃんは、攻略対象を全力恋愛パワーで救済してて「まさにお姫様にしてヒーロー!」って感じだったのに、今回むしろ彼女自身がグレーテル君にとって有毒であり悩みの種になってるのは面白かったです。

「優秀な姉」「盲目的なまでに恋する乙女」「魔女」という三役をまとめてこなす百合花ちゃんほんと魔性のヒロインだなあ…と戦慄が走りました。

そして今回もまたヘンデルとグレーテルという原作に上手く絡められてはいたものの…これまでのシナリオで一番「現実味」を感じるエピソードでもありました。

義理の姉弟のギリギリの思慕と執着に始まり、ほんっとうに生々しい要素が盛りだくさんだし…なにより、これまでの彼が常に口にしていたキャンディーという名の薬物と兄さんの存在が特に決定打。

強姦未遂とかのエピソードはたぶん「グレーテル編の世界」だけでなく、おそらく存在するであろう「対アリの現実世界」で実際に起こった事件っぽいなあ…

この物語を多重人格的なものを患っている「誰か」が空想の物語に逃げ込むことで心の傷を癒しているものだと仮定すると、各所で感じる違和感にすごく納得できる。

OP映像もふまえると、どのルートでも当然のように存在し攻略対象達と対話しているアリス君こそが主人格だったりするのでは…?でもそれだとグレーテル君のエピソードだけやや異質で、他のキャラ達とイマイチ繋がらないような…そもそも、百合花ちゃんは一体…?

もう、真相がすごく気になります!!移植版ゆえにまとめてプレイ出来るのが本当にありがたいです。

そして、今更なんですけど…このお話なんでタイトルに大正って付いてるんでしょうかね。

世界観もおとぎ話っぽいファンタジーと見せかけわりと現代っぽいし、台詞の至るところにメタ系スラングが飛び交ってるから、どう考えても大正時代が舞台のお話ではないと思うのですが。…はて??





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大正×対称アリスall in one エピソード1 感想

2017/01/22 23:32
タイミングが合わずプレイしそびれていたのですが、vita版をようやく開始。


※いつも以上に理屈っぽい考察とか色々と言いたい放題してる感想になってます。

このライターさんの前作品(死神と少女)が面白かったので、対称アリスも絶対プレイするつもりでした。できるだけ真っさらな状態でシナリオを楽しみたかったので「性別逆転おとぎ話」「ヒロイン超アグレッシブ」くらいのざっくりした情報しかないままプレイ開始しました。

プロローグでいきなり記憶喪失で真っ暗な場所から始まり、ああやっぱりただのパロディ的なお話ではなさそうだなあ…とワクワクしてたんですが。

あー、ごめんアリス君。後でいくらでも付きあうから、とりあえず今は話進めてもらっていいかな?不必要な情報が多す…いや、だから、あの…

あー!!!!いいからちょっと黙れ小僧!ガムテープで簀巻きにしてやろうか!!

………大変失礼しました。

どうしよう…メインヒーローにして物語の重大な鍵を握るであろう少年の第一印象が「ヤバいこいつウザい」に落ち着いてしまった…

いや…私こういう偏屈でヘタレっぽいキャラわりと好きですよ?でもさすがに出だしから全力で中身のない罵倒をたたみ掛けてこられると、掴みがよろしくないというか(笑)

あえて空気読まない能書きマシンガントークを展開し、プレイヤーに状況を把握しづらくさせてるのかもですが。本っっ当に何が起こってるのかほとんどわからなくて、アリスこの野郎な気持ちになりました。

しかし百合花ちゃん、私が予想してたより大人しい…アリス君を軽くあしらって完全に彼女のペースで会話が進むのかと思ってたのに、リアクションがものすごくマイペースかつ従順だから、なんか掛け合いのテンポがイマイチ。

でも、百合花ちゃんにとって彼が特別な存在だというのは理解できたような気がします。やっぱり誰かの見てる夢の中とか空想の世界だとか、そんな感じのお話なのかな。


…と言う事で、エピソード1開始しました。


〜赤ずきん編〜

百合花ちゃんはさっきとは全然ちがう設定のヒロインとして登場。なるほどー。じゃあアリス君も途中で登場人物の一人として出てくるのかな?…と世界観を頭に浸透させるために情報を整理しようとしてたんですが…

「警視庁捜査一課の赤ずきんだ」

えっ…あっ…ごめんちょっと待って。そんないきなり自己紹介で大暴投されても脳内処理が追いつかない。

クールなイケメンが「赤ずきん」とか真顔で名乗ってくる時点でだいぶ面白いんですけど。名は体をあらわすとばかりに、ご意見無用な真っ赤な頭巾スタイル。極め付けに職種が警察。 よ り に よ っ て 警 察!!!

ないわー…シリアス感台無しにもほどがあるわー。もう、この時点で犯人捜しとかコメディにしか思えない(謝れ)

そもそも、脅迫状が来たくらいで自宅に単独で聞き込みに来て、あまつさえ住み込み24時間体制で警護にあたる警察官なんていてたまるかー!!むしろお前犯人だろ!!

…ということで、初回の選択肢は問答無用で丁重にお断りしたら、何の脈絡もなくいきなり魔法使いさんが出てきて怒られ、バッドエンド直行しました(合掌)

百合花ちゃん頭良さそうなイメージだったので、こんな非常識な提案にのっからないと思ったんだけど…このお嬢さん、びっくりするくらい肉食恋愛脳だ!!!(笑)なるほど。おとぎ話のセオリーに則って「理由なき一目ぼれもご都合展開も上等!!」な姿勢で突き進むのが正解なのか。

そんな感じで、狙われたご令嬢とそれを護衛するイケメン警官によるミステリー風ラブコメという体裁で話が進んでいくわけですが…

うーん、これ…明らかに脅迫状騒動は狂言で、どう考えても猟師さんが彼女のお兄さんでオオカミ君も一枚咬んでるよね。百合花ちゃんか赤ずきんさんのどちらかが、一目ぼれした相手とお近づきになりたくて茶番を仕組んだとか…?

もう疑心まみれで色々と考えながら進めてたんですが、中盤で赤ずきんさんがまたしても予想外の方向に大暴投かましてきたせいで、真面目に考察する意志が吹っ飛びました。

赤ずきんさん、謎の多い真面目クール青年と見せかけまさかのギャグキャラ。

うーわー、童て思春期こじらせてるー。うわあ…鼻血出たー…っていうか、噴いたああああ!???(うるさい)

ティッシュという単語だけで鼻血。これ乙女ゲーの攻略キャラ的にありなのか?と一瞬真顔で考えかけ…すぐにありだな!という結論に達しました(笑)

イケメン台無しだけど、なんか色々と面白いしかわいいですよね。彼がうろたえようが鼻血ふこうが全然気にせずグイグイ迫っていく百合花ちゃん本当に最強すぎる。

終盤一気に怒涛の種明かしがきたんですが…なんだろう。脅迫状関連についてはもう最初からわかってたし、赤ずきんさんとオオカミ君の誤解によるすれ違いに関しては…正直あまり感銘をうけず、なし崩しで大団円を迎えてた感が。


百合花嬢と赤ずきんさんのやりとり微笑ましかったし、この手のコメディノリ大好きです。最後の告白とかニヤニヤしました!オオカミくんもすごく良い子!

ただ、少なすぎる登場人物&強引なストーリー展開のせいで、仕込みがほぼ全部見えてる「ドッキリ大成功」に付きあわされてるような白々しさはイマイチでした。でも、これは私が裏の裏まで読もうと警戒心バリバリだっただけです。

それを差し引いても『この世界において獣の耳が生えた人間がどの程度異端なのか』という説明が一切無かったのは結構気になりました。

彼が孤独だったという悲劇性に説得力が薄くて、百合花ちゃん達ほど赤ずきんさんに同情的になれなかったんですよ…子供の頃の勘違いで逆恨みこじらせるの良くない!(笑)

あと、もしかしてこの世界の「猟師さん」って…純粋に森で狩りをする人のことじゃないんですかね。やたら含みがあるというか…社会的地位がかなり高い職であるかのようなニュアンスを感じたのですが…

単純に原作で悪いオオカミから赤ずきんちゃんを助ける役柄だから作中でも英雄扱い…って感じでもなかったような。

途中で物語を強引にサポートする立場で不自然に現れる魔法使いさんやアリス君。そして「猟師」という職業のお兄さんの存在、物語の肝であるはずの赤ずきんさんの設定や母親の人物像がえらく大味だったことがちょっと引っかかったのですが…さて。


色々と考えつつ次のエピソードへ。



〜シンデレラ編〜

すんでる場所とかお嬢様だっていう設定にはそう変化がないっぽいけど、またしても世界観が一変!赤ずきん編はニヤニヤと違和感が同時進行したせいで、慣れるまで時間かかったけど、こっちはわりとすんなり物語に入り込めました。

(そもそも推奨攻略順がシンデレラ→赤ずきんだった。納得!)

それはさておき…素性がわからないとはいえ、出会ったばかりの女の子を貧乏人よばわりして意味なくこき下ろすとは…シンデレラさんったら、清々しいまでにクズ野郎!!

初っ端から成り金バカ息子ぷりを披露してくれましたが、百合花ちゃんが相変わらず全然めげずにグイグイ押していくし、本人もちょっと捻くれちゃってるだけで根は真面目で良い人なので意外と普通に恋愛してました。

他の攻略対象達やモブの皆さんも登場してきてなんだか賑やかだし、プレイ前に抱いていたおとぎ話パロディとしてはシンデレラ編の方がイメージに近かったです。親が決めた婚約者の素行調査をヒロイン自ら住み込みで行うとか、わりと無茶な展開ですが乙女ゲーム的には大いにあり!(笑)

(赤ずきんルートと同じく)恋愛過程については丁寧とか急とか以前に、最初からお膳立てされてる状態なんですが…女神のような心の広さと猛牛のような突進力と恋する女の子的な可愛さと計算高さを内包する百合花ちゃん、ハイスペックヒロインすぎてマジで戦慄が走る。

そりゃ、こんな子に迫られたら誰でも落ちる!と思えるくらい勢いがあり、百合花ちゃんとシンデレラさんの押したり引いたりの掛け合いが絶妙で楽しく見守れました。

兄弟そろっての会話も面白くて、制服導入イベントでの足フェチ全開なシンデレラさんのエピソードとか爆笑でした。正直、ドン引きしてるグレーテル君にわりとシンクロしてたんですが、彼は彼でなんか特殊な嗜好をもってそうな気がするなあ。

そして、後半シンデレラさんが抱えている本当の問題が浮き彫りになり…ああ!なるほど。お金によって人生狂わされた心の傷と借金から救済するのが本題だったのか!

成金の傲慢青年がヒロインによって改心しかけた矢先、貧乏になって色々と拗れた後に再起するシンデレラストーリーなのかと思ってたのに、とっくの昔に没落済みだったとは。

負債だらけなのに買い物依存症患っててお金持ちのように振る舞ってたとか、中々に痛々しい事実だけど、父親と縁切るか好きな子との結婚で借金がチャラになるのに、どちらの提案にも乗らずに筋を通そうとするシンデレラさんは不器用だけど馬鹿正直で男前だなと思いました。

そして、百合花ちゃん…どんな窮状に陥っても臆さず、全力で好きな人を救おうとする意志は大したものなんですが、なんかこのあたりはちょっとモヤモヤしたかな。

最初は、親の稼いだお金を自分の財産であるかのように扱う発言が引っかかったのかと思ったけど違う。「あなたを救いたい」という言葉には嘘は感じられないのに、その献身的で盲目的な恋情になにか別の誰かの意志が介在してるような…

すみません、自分でも何言ってるかよくわからない!(語彙力)

ともあれ赤ずきんルートとおなじく、とてもおとぎ話らしい結末の良いお話でした。原作の童話が恋愛有りなせいなのか素直に騙されたせいなのか、シナリオ展開はこちらの方がとっつきやすかったです。

ただ…あの…まだ2ルートした経過してないのにアレですが、なんか毎回終盤の場面転換とか色々とおかしくないです?魔法使いさんとか原作どおりの役回りだけど、めちゃ雑だったよ!?あと、あの白い部屋でアリス君と会話してたのは一体…

そもそも借金取りが魔法使いさんって時点で、このお話が「作り話である」と言われたも同然なわけで…あれ???(混乱)

すごく面白いし、童話を元にしたエピソードや配役の絡め方とアレンジはお見事です。なのに、性別逆転なパロディにさらに茶番を掛け合わせて、誰もが役割を演じているような現実感の欠如はなんなのでしょうか。

このモヤモヤを「おとぎ話らしいご都合主義上等!ハッピーエンド万歳!!」って流していいのか、それともやはり何かの仕込みなのか…


ワクワクしながらエピソード2いってきます!

シンデレラ編で他の攻略対象達と初遭遇したわけですが、中々に独特な個性のキャラで本人ルートではどうなるかすごい楽しみです。

白雪君は明らかに拒食症患ってるぽいし、グレーテル君は偏食で糖尿病予備軍!かぐやさんは…よくわからなかった。腹黒拗らせてるとかかな!?(失礼だよ)

アリス君に関しても、プロローグで若干辟易したもののそれ以外では全然問題なかったです。ヘタレ少年の毒舌罵倒ばんざい!!…いや、もちろん二次元に限りますけどね。こんな奴リアルでいたら普通にグーで殴る。





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悠久のティアブレイド プレイ感想  (クレイドル&トゥルー)

2016/12/05 12:05
ティアブレイドは「ボーイミーツガールwithロボってだけで、無限の浪漫を感じる…」っていう人に是非プレイしてほしい逸品です(対象者がかなり限られる)


クレイドル:可愛いし切ない。イヴちゃんの保護者にして最強のマスコットキャラ。ちょっとポンコツなところ含めて大好きです。



えー…すみません。クレイドルはすっごく好きなんですが。それはあくまで保護者ポジションのAI搭載ロボだからであって…彼と恋愛がしたいわけではなかった。

ネズミ怖がったり、現在のイヴちゃんを「作った」のが孤独に耐えかねての事だと告白するクレイドルは最高に良かったんですが。でも、そうじゃない…そうじゃないんだ…!!無機物ロボはロボでいてこそ可愛いんだ…!!

もしクレイドルがアイナさんや騎士たちみたいに元人間だったとかなら、とてつもなく興奮したと思うのですが「美青年と美少年の容れ物用意して二分割インプットしたんで、お好きな方と恋愛して下さい☆」…っていうSF無法地帯なインスタント感があまりツボに来ませんでした。

普段のナイス保護者&守護者っぷりが素敵すぎたので、急に恋愛対象としては意識がシフトしづらかったせいかと思います。

ちなみに、ショタクレイドル君との恋愛の方が眺めてて楽しい気がしました。中身がちゃんとクレイドルしてるのに、見た目は姉と弟みたい…という存在のちぐはぐ感がなんか面白くて可愛い(笑)

大人クレイドルは…なんかもうイメージ通りというか、一片の隙もないイケメンっぷりに「何この乙女ゲーム!!」という気分になりました※ティアブレは乙女ゲームです。

そして、途中でまさかのクレイドルがティアブレ操者になっちゃう展開にびっくりしたんですが…アレンジ変形がなんかこう…ダサくないですかあれ!!!あああ、ティアブレイドの手足の美しいフォルムが死んだー!!!(軽度のロボマニア発症)

「いや、これはこれで有りなのかも…」と思って、15分ほどクレイドルver.のティアブレイドさんを眺めてみたんですが。ビームとか撃ってきて主役ロボを適度に苦しめた後、逆転されてあっさり退場する敵みたいにしか見えませんでした…(謎の敗北感)

シナリオは体感的にかなり短かくておまけ的な扱いなのに、美味しい要素を色々と詰め込んで来てるあたりさすがクレイドル!!って感じ大サービスなルートでした。しかし個人的にはやっぱり元のロボ形態の彼が至高です。



トゥルールート:





悠久のティアブレイド最高だー!!!!


えーっと…実はここまでのルート、せっかくの複座式ロボなのにイヴちゃんは動力源としてただ搭乗してるだけって状況も多かったし、最終的にナノマシン黒白ぶつけ合い対決になったりするから、あえてロボで戦う必要性がないように感じる事も多々あってちょっと寂しかったんです…(知るか)

まあ、乙女ゲーム&テキストAVGだとこの辺りのバランスが妥当なのかなとも思ったので、不満というほどでもない不満だったんですが。そのあたりのモヤモヤをトゥルーエンドで払拭してくれたのがすっごく嬉しかったです。

シュドとロウによる主役ジャック→Wイヴちゃんにバトンタッチ→ギル兄さんのティアブレイドで締め!!の流れがほんっとうにもう…最高に熱くて本当に楽しかったです。

これまで、シュドもロウもじゅうぶんすぎるくらい活躍してくれてたんですが。何となく「君達ならもっとやれるでしょ!?」みたいな、よくわからない消化不良感があって…でもその辺りの各ルートで感じていた微細な物足りなさは最終ルートの展開に活かす為の布石だった…(平伏)

しかも、アタルヴァが(カーマインさんの武力補助を受けつつ)ヤジュルをやり込めるとか、ちゃんと見せ場を用意されてるところもポイント高い!!二人ともめちゃくちゃ格好良かった…

いや、ヤジュルに関しては三千年越しの残業(?)を持て余してやさぐれてただけですが。もう彼はまっとうに生きようとするだけで素晴らしいというか…(こら)

宇宙戦、再び…な展開になった辺りから、もう完全に何ゲーかわかんないノリになってましたが私はとても楽しかったのでオールOKです。

挿入歌とEDの歌が流れるタイミングも相変わらず完璧すぎて、本当に劇場版アニメか何かでも見ていたような、とても清々しく満たされた気持ちでエンディングを迎える事が出来ました。

特に「青い空、それだけなのに…」を二番歌詞から流すのはずるい!!あんなの泣けるに決まってる!!

エンドロール後のエピソードも本当に楽しくて、その後の皆のお話とかもっと見たいよー!FDをー!!と叫びまくってました。

恋愛フラグがほぼリセットされてるせいで、ヒロイン争奪戦がグランドフィナーレ後に勃発して、ある意味三度目のプロローグが始まってしまってて大変ニヤニヤしました。恋愛がわりとスピーディーだった本編より、むしろこの状態が一番しっくりきてしまうなあ…イヴちゃんの無垢さ罪深い。

そんな中で過去イヴちゃん独占して綺麗にエピローグしてるロウに爆笑でした。なにこの圧倒的一人勝ち感!!(笑)

トゥルールートが本当にトゥルーしてて(日本語おかしい)感無量だったわけですが…かといって、個別の恋愛エンドがないがしろにされてるわけではなく。ちゃんと各キャラの掘り下げとして機能していて、数多ある可能性の一つとしてまとまっててほんっとに素晴らしいと思いました。

欲を言うなら…もっとしっかり過去編の掘り下げをしておいて欲しかった。

これぞSF!って感じのエピソードだったし、おおよその事情は全て語られてます。しかも想像したり考察したりする材料もたくさん散りばめてくれてはいます。でも…足りない。

多くを語ると安っぽいしテンポ阻害される&本筋からずれてほんとに乙女ゲーじゃなくなる…みたいな配慮でバッサリ省略されてる気配は感じ取ったんですが(笑)

おそらく万人受けはしないとわかっていて、あえてWヒロインで過去編と現代編で繋がりを持たせるという面白い構成とかロボ要素を入れて来てるわけだしいっそ、もうとことんまで突き抜けといて欲しかった!!

特に…ギル兄さん・過去イヴちゃんの関係。とても尊いものだしティアブレイドに彼の魂が宿っていた設定は最高に「やってくれたな!!!(褒め言葉)」って感じではあったんですが。

そもそも…戦争孤児となったイヴちゃんを保護して、無償の愛で守ろうとしたギル兄さんの意志を尊いと思う反面…血の繋がりがない二人に何故ああも完璧な兄妹関係が成立していたのかが全く描かれてないんですよね。

血の繋がりなんてなくても、二人は立派な家族なんですね!と納得は出来るんですけど。なんだかわかるようなわからないような…

仮に作り手が「ギルとロウと過去イヴちゃんの複雑な三角関係…!!」みたいな事をやりたかったなら「恩人であり大事な家族」であるギルさんに恋愛感情を抱かず、「弟みたいに思っている」ロウの婚約をあっさり受け入れたイヴちゃんの行動も有りです。

でも、そんな意図は全くないように感じられたし、実際イヴちゃんのお相手はロウで固定だったわけで…だったらもう、最初からロウとは恋人同士だったり、ギル兄さんとは普通に肉親という設定でも別に良かったんじゃないかなあ…と思います。

あれこれと個人的に気になったところをぶちまけてしまったんですが…悠久のティアブレイド、製作側のやりたい事とか魅せたいものがブレずにガツン!と伝わってくる感じの作品で大変好みでした。


真剣に今後の展開に期待したいです。ドラマCDとか出るだけでもありがたいのですが。あわよくばFD…FDを…(笑)




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悠久のティアブレイド  プレイ感想(ロウ)

2016/11/21 13:36
乙女ゲー的にわりと特殊な立ち位置のルートなので、攻略するの楽しみにしてました!

ロウ:登場第一声が「オレと一緒に死のう!!(歓喜)」という、明らかにやばい系ヤンデレ…と思いきや、物語の根源に関わる重要人物でありとんでもない純愛を貫いてるキャラ。苦労したのか、攻略対象とは思えないキレ顔を多量に披露してくれます。



正体はとてつもなく不幸でヘタレな王子様(?)だったロウ君。過去編のビジュアル、とても好きです!ポニーテールかわいすぎか。

ただ、もうちょっと頑張らないと弟脱却するのは難しいかんじのままあんな事になってしまったので…三千年越しの悲恋というほどの盛り上がりがなかったのは残念です。

このルートでは、今まで断片的な情報しかなかったユニオンが襲撃された後、ロウがどこで何をして現在に至ったかが明かされてました。

予想はしてたけど、ロウ相当つらかったですよねこれ…唯一の仲間である存在が本来の仇である敵AIだけとか気が狂いそうなほど不本意で虚しいし、明確にイヴちゃんに恋心を抱いていたせいで彼女に対する執着も罪悪感も半端無かった。

ロウがイヴを探して彷徨う記憶を、アタルヴァがとても綺麗なものだと認識していた事実も併せてじわじわ来る!

いまさらですが…10代の少年少女を不老不死にして国の未来を永劫に託そうなんて計画立てるとか、鬼畜の所業ですよね。戦況的に追い詰められてたとはいえ、最終的に誰も反対せず何とかなると思ってたあたりユニオンもだいぶ狂ってる。

そりゃ文明ごと人類も滅ぶわ。


そして、重責を一人で負う自信がなくて好きな子に泣きついた挙句、数百年苦労してもさほど成長が見られず(すみません)ヤンデレ化するしかなかったロウも相当ヘタレで気の毒なんですが…過去イヴちゃんの方がより一層タチ悪いかな、と。

安易な同情から婚約を承諾した時点でのイヴちゃんは「ロウと国を永遠に守り続けなければいけない」という未来を選んだ覚悟も自覚もいまいち薄い感じでしたし。

実際、いざ襲撃受けたらロウを雑に放置してギルさんの元へすっ飛んで行き…全部失った後に初めてロウの存在に執着したあげく、結局はそれすら捨てて眠りについたせいで現在のイヴちゃんが生みだされて…

ほんとうに辛かっただろうし、まともな思考力が保てなくて全部放棄しちゃったところで責められはしないとは思いますが。

そのあたりの自分の行動の浅はかさを「気づいてなかっただけで、私は昔からちゃんとロウが好きだったんだ」とか「自分の事しか考えられなくなっても仕方なかった」の一言で済ますのは…いくらなんでも恋愛過程が雑すぎだし、反省点を棚上げした開き直りにしか思えなくてすんなり納得しづらかった!!

過去イヴちゃんがロウの存在を狂おしいほどに求めてるのは、それが孤独を埋める唯一の存在だからとしか思えないんですよ…恋をしている感はゼロに等しい。主役交代なんて思いきったことやるなら、フォローはしっかりしといて欲しいです(怒)

だけど、ただ国や文明の歪みによる悲劇を押し付けられてしまっただけの、未熟で欠点だらけの二人が今度こそ正しい道を選ぼうとするこのルートは…やっぱりものすごく熱かったし感無量でした。

過去編ではあくまで悲劇の主人公でしかなく、これまでのルートではどちらかというと悪役としてイヴちゃん達に花道を譲って消滅する立場だった二人が主役として再び物語を動かしていくの、とてつもない浪漫を感じます。

…弊害として、今度は現代イヴちゃんが後ろに引っ込んでしまったんですが。もうこれはルート的に仕方がないですかね。シュドやアタルヴァがちゃんと彼女の味方でありヒーローしてくれてたの嬉しい。カーマインさん含めてのオムライス食べてる場面可愛い過ぎた…

あと、ヤジュルの末路がベストオブ敵役してて個人的に大興奮でしたー!!(最低か)いや、すごく哀しかったんですけど。この結果を踏まえて彼のルートを振り返ると最高すぎて…ティアブレ、全編とおしてのキャラの扱いのバランス配分がほんと好み。

あんなに苦労してたのに、未だイヴちゃんがいないと駄目な感じから脱却出来てないロウのヒロインぷりに苦笑しつつ()それでも、「白いティアブレイド」に搭乗して武器である騎士団の皆と一緒に打倒アルカディアできたの最高に気持ち良かったです。

結局アルカディアが抱えていた事情はぼかされたままだったので、私の中での彼はSSRなレアキャラであるロウとイヴをゲットしてコンプリートしたいだけの廃人コレクターAI(外道)くらいの感覚で終わってるんですが…←謝れ

グランドクリエーターとはどんな人物だったのか。

色々と難癖つけてしまいましたが、これまでのルートでもほぼ踏み台とか悪役ポジションで扱われていた二人が、ようやく再会出来て幸せになれたのはほんっとに感無量でした。

ハッピーエンドでようやくヒーローぽく…というか、統治者の威厳が出てきたロウに初めてときめきました(失礼)

忘れていく事を選んだ二人や、イヴちゃんとヤジュルがいないことに一抹の寂しさはあったのですが、ようやく一つの物語が終わったんだな…という何とも言えない充足感がありました。あ、クレイドル型になってもイヴちゃんはイヴちゃんぽくてとても可愛かったです!

トラジックエンドの物哀しさが漂う結末もとても美しかったです。二人とも途方もなく長い旅をしたんですね…

満を持しての主役(ヒロイン)交代!!って、乙女ゲームとしては本当に異端かつ地雷なので、評価はわかれるのでしょうが。贅沢な仕掛けがたくさんあるルートになっていてすごく楽しかったです。

個人的な不満は…過去イヴちゃんがロウと婚約した過去編の時点では恋愛フラグなんてほぼたってないに等しい状態だったのに、再会した後の恋愛過程が適当すぎたところですかね。

最初から明確にロウと恋人同士の関係だった方が、三千年間離れていた事にドラマチックさが加わってさらにお話が盛り上がったんじゃないかと。幼馴染の恋愛大好き派なので、そこ全力で推してほしかった…

あんなに時間があったのに恋心一瞬で自覚していまさらのように流されたせいで、重みも感動もいまいち薄い!!でもロウもイヴもめちゃくちゃ好きです(笑)



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悠久のティアブレイド プレイ感想 (ヤジュル)

2016/11/20 22:43
ヤジュル:女の子大好きな明るいムードメーカー。三千年ほど死んでたせいで記憶が曖昧なお兄さん。


ずっと蘇生ポットの中で死体やってたらしい、ユニオンの元議員さん。機械関連の知識もすごいし、戦闘力もバリバリ高いよ☆…って事で「いや、明らかにきな臭い工作員的な仕事やってただろお前」という胡散臭さが半端無いキャラ。

いやー、もうヤジュル自身の立場が相当イレギュラーすぎて中々に複雑な心境だったんですが…ストーリー後半からの追い上げが素晴らしかったです。

ただ…ひとつ物申したい。

どうせ裏切るんなら、もっと信頼度ためてから裏切ろう?

元から胡散臭いうえに、仲間になってから裏切りまでの間隔がやたら短いせいで「そんな…あのヤジュルが…」みたいな意外性 全 く 無 か っ た で す。ヤジュルの離反行為そのものではなく、あまりにのタイミングの早さで色々と台無しだった事に憤りを抱く始末。

でも、本来敵である彼を味方に擬態させて攻略対象に据えた事で、かなり毛色の変わった展開になっていてとても楽しかった!

ぶっちゃけ中盤あたりまでのヤジュルに抱く感情は「お前を今からティアブレイドで全力でブン殴る!!」だったので、イヴちゃんがロウ達にお願いして本当にティアブレイドに搭乗した時は爆笑しました。

とは言っても、イヴちゃん達が抱いていた「信頼して慕ってたのに裏切られた」とか「100万人を虐殺した憎き仇」という怒りや憎悪とは全く別種のものでして。

どっちかといえば、彼の事は攻略対象として好きというよりは「やばい!ヤジュル腹立つくらい外道でかっこいい!!このまま敵として立ちふさがって思いっきり華々しく散ってほしい!!」みたいな…(おい)

さらに、あの愉快な性格はただの演技で本性は全く別人なせいで、前半部分のやり取りが無かった事にされたような感覚になってしまって…過去組の皆が殺された経緯も踏まえるとイヴちゃんとの恋愛もそこまで心に刺さらないかと思ったんですが。

これはこれで有りでした!


シンガル側…というか、ヤジュル視点で語られた三千年前の裏事情、中々に面白かったです。

過去イヴちゃんはこれまでの回想では、皆に慕われる心優しい少女で絵に描いたようなお姫様っぽかったんですが。ヤジュルから見れば(無意識化でその優しさに惹かれていた可能性はあれど)ただの世間知らずの偽善者でしかなかった。

ユニオンが大敗して人類が滅んだのも、過去のイヴちゃん達があんな風になってしまったのも、国としての運営体制やイヴちゃん自身の甘さが因果として重なった結果だったんだなあ…というのが理解できて、何とも言えない気持ちになりました。

とはいえ、現在のイヴちゃんが「三千年前の悲劇は自分とは直接関わりが無い」とか「あの孤独は無知だった過去の私の罪だ」と言い切ってしまったのは…さすがにちょっと引っかかったんですが。

イヴちゃんの傲慢で貪欲すぎる真っすぐな説得に救いを見出し、ヤジュル本人がちゃんと「蘇生された事によって今さら芽生えた罪悪感」に苦しんでたり、皆と過ごした束の間の日々が楽しかったと認めて赦しを請うシーンはすごく良かったです。

作品全体がSFしてるゆえに、死生観とか倫理観の定義がすでに破綻気味なので、良いも悪いもなく自分が決めて選んだ事が全てだ!っていうイヴちゃんの吹っ切り方はたぶんとても正しいんだと思います。

当事者の一人であるガルガドさんの「酷い戦争があって我々が負けた。ただそれだけの話だ」という台詞が一番説得力あって好きです。

ティアブレイドに搭乗したヤジュルの危なげない戦闘技術はさすがだったし、回想でのアイナさんとギルさんの決死の抵抗とか、良い所で助太刀に来てくれるシュドのメインヒーローぷりに大興奮してました。

あーもう皆かっこいい!!やっぱりティアブレ最高だ!!

前述したとおり、どちらかと言えば刹那的すぎる生き様の敵キャラとしての彼の方が好きなんですが。それでも、ヤジュルというキャラの掘り下げ&救済するルートがあって本当に良かったなと思います。

ヤジュルは他ルートでちゃんと(?)因果応報な扱いを受けてるので、そんな彼が幸せをつかむ事ができる途があるのが何だかとても嬉しい。

相変わらず過去イヴちゃんとロウの雑な扱いとナノマシン便利すぎ問題はアレでしたが。ハッピーエンド後の何でも屋メンバーの会話が楽しすぎて、続きがもっと見たいなと思ってしまいました。経理担当のアタルヴァ大変すぎる(笑)

トラジックエンドは、あの姿になったイヴちゃんに全く動じず変わらず心を預けようとするヤジュルに限りない男気を感じてものすごくときめきました。

余談ですが…ハッピーエンド後に解放されるご褒美CGけしからんですよね!!お母さん許しませんよ的な感じで、クレイドル召喚して電撃の刑お願いします!!












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悠久のティアブレイド プレイ感想 (アタルヴァ)

2016/11/10 13:03
二周目です。


アタルヴァ:クール系美青年…とみせかけ、欠点だらけな箱入りおぼっちゃま。



帯剣してるし態度も立派でいかにもな大物オーラ出てるくせに、まさかの運動音痴設定。ならば、弁が立つ頭脳派かと思いきや…実戦的な知識はクレイドルやヤジュルに遠く及ばず、とっさの機転ではシュドに大きく軍配が上がる。もちろん体力も無い。そして不器用。さらに高所恐怖症まで追加。

が…頑張れアタルヴァ!!()

「何の為にいるんだコイツ…」みたいな可哀そうなヘタレ臭が漂ってるものの、どこかしら気品が感じられる物腰のせいで、見苦しさはなくどこまでも微笑ましいです。世間知らずで無垢なイヴちゃんとの会話が天然×2って感じでこれはこれで相性が良く、とても可愛い!!

しかし、某ラッキースケベイベントでのオルゴールの説明はアタルヴァにやらせてあげて欲しかったかな。本から得た知識を披露できそうな数少ないチャンスなのに(笑)

そういえば…初回プレイ時に与えられた情報に圧倒されてしまい、アタルヴァに関する重要な伏線が頭から飛んでしまってて「よーし、次アタルヴァ行くぞー」って時にようやく彼の正体に気づいて頭抱えました。

過去回想時のロウの姿を見て「わー、現ロウよりビジュアル好みかもー。成長したらアタルヴァみたいな美人さんになりそうだけど、ナノマシンのせいで止まっちゃってるんだよね…」とかつらつらと考えたりしてたんですけど…

何で、その時点で気付かなかった!?どうせならもう、本編でカミングアウトされるまで知らずにいて素直に驚きたかった!!!

そんなわけで、アタルヴァの正体は「ロウの記憶保存媒体として生み出されたクローン」でした。

物語における彼の役割はほぼその事実だけで完結してしまってる印象で、知力体力ともに実戦向きではなく全編通しての活躍は控えめだったんですが…そのシンプルな残酷さが最高に胸を抉ってくる!!

本当にただの道具として生かされてただけで、用が無くなれば自死プログラムであっさり抹消されるし、ロウの記憶が抜かれたせいでイヴちゃんへの気持ちが自分の物ではなかったと完全に証明されてしまったり。

徹底的に王道だったシュドとは対照的で、これでもかってくらい内省的な自己探求がテーマになってるところがSFらしさ全開ですごく面白いなと思いました。

途中からもう恋愛どころじゃないというか…ハイパースペックな兄が脳ジャックして入れ替わってくるし、クレイドルとアルカディアの電子戦もねじ込まれてるせいで、本人の活躍の場がわりと少ない。乙女ゲームらしからぬ容赦のないシナリオ展開!!

そもそも、運動能力が低く体力もヒロイン以下な人が剣をふりまわしたりティアブレイドの操縦こなしたりするから、戦闘シーンがものすごくハラハラして全然燃えないという…(謝れ)

でも、オリジナルであるロウとそのクローン体であるアタルヴァが対峙して戦ったり、同じ境遇であるイヴちゃんとの共感性がとても高くて、見せ場の少なさを補って余りあるくらいのドラマ感はありました。

ロウ達の存在を踏みにじる形で生きる権利をもぎ取っちゃうので、ロウルートで彼が救済されるであろう前提がなかったら結構モヤモヤしたかもですが。それでも現実を受け止めて「イヴは俺のものだ」と言い切ったアタルヴァはとても格好良かったです。

過去イヴちゃんの扱いとか相変わらずご都合主義かなとは思ったんですが。こういうどちら側に感情移入するかで善悪正否の受け止め方が変わるシナリオ構成は嫌いじゃないです。

というか、オリジナルである過去イヴちゃんとロウ、そしてその模造品でしかない現イヴちゃんとアタルヴァという対比が物凄くときめく!!兄弟姉妹のWカップル…というにはあまりに含むものがありすぎるわけですが、そこが良い。

ハッピーエンドでの会話を踏まえてのトラジックエンド、もう最高でした。三千年分のロウの積年の悲願を踏みにじって生きようとした結果があれ。業が深すぎて大変エグい…ちょっとこの後の展開SSとかでいいから見たいなと思ってしまいました。

NO.6の彼が何も請わずともこちらに味方してくれたり、ロウが不老なせいでクローンであるアタルヴァの方が身体年齢が上だったりするところが密かにツボに入ってニヤニヤしてました。


〜相変わらず、全然まとまってない感想ですがまとめ〜


アタルヴァルート、イベントスチルがどれもこれも美しすぎてため息しか出なくて大変眼福でした。全体的に透明感ある青で統一されててほんとに綺麗で…眺めながら「なにこの涅槃カップル…」とか訳の分かんない事つぶやいてました。

きなみさんありがとうございます(平伏)

あと、二周目でイベントがちょっと追加される仕様すごく楽しかったです。共通ルートのわちゃわちゃした会話がもっと見たい…良くも悪くも、平和なの最初だけすぎてあとひたすら怒涛の展開ですよね。

次はヤジュル行きます。




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悠久のティアブレイド プレイ感想(共通&シュドルート)

2016/10/28 21:55
ロボットです!乙女ゲームなのにロボSFものですよ!!

初報見た時、RPG風味な作品かと勘違いしたんですが…まさかのロボでした。ひゃっほう。※ビームとか変形とか、何かよくわかんないけど格好いいよね!レベルの軽度なロボ好き

中村ディレクター、いっつも変わり種な題材で乙女ゲーム作ってくれるので大好きです(笑)
王道浪漫あふれる様式美的なオマージュと悪ノリ的なパロティ多め、シナリオはテンポとノリ重視のコンパクト仕様な作風なので、今作もきっと面白い(というか自分好み)だろうと思って購入。

結果:予想通りでとても楽しいです。


〜システム関連〜

操作面はいつものオトメイトさんお馴染みの仕様です。加えてチャプタージャンプありで、不満らしい不満も特に問題なく。

OPムービーすっごく綺麗で無駄にリピート再生してます(笑)KOKIAさんが主題歌担当とかすごい贅沢仕様ですよね!

いけさん&きなみさんのW絵師起用による美しすぎるイラストが堪能でき、背景美術もロボット関連のデザインも秀逸。主題歌含むBGMも素晴らしく、何一つ文句ないです。

攻略は選択肢とMAP上のキャラ選択で好感度を調整するタイプ。好感度上昇時のアイキャッチ&MAPアイコンで視覚化されてるし、そんなに数はないから難しくない…はず。

おまけ要素としてMAP上で「?」が出てる場所にいくと、イヴちゃんが集めてる「ガラクタ」という音声記録が取得できます。

クリア後に特定のパスワードを取得することで解放されて、遠い昔に滅んだ時代に生きていたサブキャラ達の独白が聴けるという、中々にSFっぽい浪漫を感じる仕組みなんですが…

これ、内容がもれなく容赦なく抉ってくるやつだー!!!乙女ゲのおまけボイス=だいたい甘いの(稀にギャグ)、みたいな定番をぶっちぎってくれてるので、顔を覆ってしくしく泣きたくなりました(笑)


〜シナリオ・キャラ〜

ヒロインのイヴちゃんは無垢で可憐な野生児って感じで可愛いし、自律型AIのクレイドルもナイス無機物萌えキャラだし、攻略キャラもすごく魅力的。会話劇がとても面白いです。

ゲーム開始時、いきなり「空を一緒に見るって言ったじゃないか…!!」というシュドの悲痛なボイスとカットイン画像が入るという不思議な演出があり、しかも一話目なのにタイトルが「二度目のプロローグ」

なんかもう、それだけで素敵な物語が始まりそうな予感にワクワクしてたんですが…

冒頭のスラム街でのシュド君の名仕事人っぷり→謎の青年(アタルヴァ)との接触→ネオスフィアに落下→地上を救う鍵を握る謎の美少女と遭遇…という王道すぎるボーイミーツ的プロローグだけでその期待度を軽く上回ってくれました。

「来い!ティアブレイド!!」で、格好いいロボットが飛んで来てくれたり、コクピット複座式だったり(軽度のロボマニアすみません)「空を見に行こう」と約束を交わしたりとか…もう…もう…こんなの絶対面白いに決まってる。

ロボットとかSFとか全然興味ない、むしろ苦手!って人も多いのでしょうが…小難しい専門用語は極力使わず、軽快なテンポでどんどん話が進んでいくので意外ととっつきやすい気もします。

ただ…甘いシチュエーションでときめくというよりは、物語をワクワクしながら追いかけるタイプなので、要所は押えてくれてるものの攻略してる感は希薄です。Wヒロイン構成&複数視点でお話が進行しアニメでも見てるような感覚になるので、確実に人は選ぶかと。

とりあえず、私はロボもSFもどんと来い派なので、全力で楽しんでます。


以下ネタバレ配慮なしのシュドルート感想。


シュド:スラムで逞しく生きてる何でも屋の社長。何かと有能なのにお人好しで、どこかしら詰めが甘い。



アニメの主人公感がある正統派のメインヒーロー(赤)。未熟な人間くささ含めて格好いいという、とても好感を抱きやすいキャラ。イヴちゃんへの接し方も思春期少年×世話焼きお母さんぽくてとても微笑ましい。

身を守る術にはそれなりに長けているはずなのに、キャパオーバーすぎる無茶な展開が山盛りなせいでやたら頻繁に死にかけるの、ほんとご愁傷様です。逆に何でそれで生きてるんだよ!メインヒーローすごいな!!とツッコミ入れること数回。

プロローグからして既にもう掴みがバッチリすぎて、ずーっとワクワクしながら進めていたんですが。

イヴちゃんが地上を浄化すると消滅してしまうという衝撃の事実、そして最悪のタイミングでシュドが地上で蔓延している病に発症…アルカディアやもう一人のイヴとの接触により更に物語が加速していき…

わー!乙女ゲーム×SFロボ最高ー!!!

確かに、強引かつ都合が良すぎなところはあるし、乙女ゲームのテイストやテンポ重視した結果、端折られすぎてて勿体なく感じるエピソードもあったんですが…それを上回る怒涛の展開をたたみ掛けてこられたせいで色々と吹っ飛びました。

何故イヴちゃんはネオスフィアでクレイドルと暮らしてたのか、古代文明や不老不死の秘密とは?もう一人のイヴとの関係性は?という謎が明かされていく過程がとても面白かったです。

SFとかロボ系のお話としては、ある意味セオリー通りでもうほんとベッタベタなんですが、そこがいい…

でも、私が一番驚いたのは、ヤジュルに撃たれたシュドがあっさり復活して「頭撃ち抜かれたくらいで死ぬわけないだろ?」とさらっと言い放った時でした。

…は?……え?シュド君…もしかして普通に人間じゃない…??

そういえば、冒頭で普通に工場製だって言ってた!カーマインさんも、ロウの身体データ見て頭部に楕円型のものがあるって不審がってた!!

さらに、3000年前の事件の終幕と現イヴちゃんになった原因、めちゃくちゃ残酷で重たい-!!いやー、こういう壮大な展開と伏線が活かされてるシナリオすごく好みです。

騎士団の皆さまの生き様とか、イヴちゃんが狂っていく過程とか、本当に容赦なさすぎて辛かったです。さらに、シュドが…シュド君が…何でも屋社長にして人造人間にして元ユニオン騎士団員(新人)という、二重三重のサプライズ設定が用意されてて最高でした。

そのままでもじゅうぶん主人公してるくせに、まさかの三千年前からの因縁があったという粋な設定があるとか卑怯ですよ!!

もしかしなくても、シュド君仕様のティアブレイドがカラーリング赤に変わるだけで外装変化なしなのって…元からこれが彼の機体だからか!?とか、細かいこだわり設定含めて大変ニヤニヤさせてもらいました。

実は、騎士団の新入り君が出てきたときに「仮面で顔隠してる時点で怪しい…これ攻略キャラの誰かでしょ!」とズレまくった予想をたてたんですが…仮面うんぬん以前に声で気付こう私!!どう考えてもシュドだこれ!!

なんでも屋してる理由の根幹にあるものが姫様との約束だったり、騎士団が施した決死で行った苦肉の策が3000年かけて実を結んだ結果が今のシュド君だとか、すごく燃えました。

乙女ゲーなのに、ロボで宇宙行っちゃった時は(興奮しすぎ的な意味で)ほんとにもう…どうしようかと…(笑)

あまりに滾りすぎたせいで、現在のイヴちゃん達に物語の主導権が戻ってくる頃には、あちらのイヴちゃんと感情移入度が二分化しちゃってて、頭を切り替えるのにちょっと戸惑うくらいでした。

シュドがネオスフィアに再転送されてくるイベントがヒーロー全開ですっごく熱かったんですが。『一言でいうなら、それは全体的に赤かった』と言う一文が自分でもよくわからないツボに入ってしまい、しばらくプルプルふるえてました。いや、確かに赤いけどさ!!(笑)

3000年前の大事な人達から託されて受け継いだ物はたくさんあれど、それでも自分は「今」ここで生きていて、好きになったのは目の前にいるイヴだとはっきり告げるシュド君が大変格好良かったです。

ナノマシン便利すぎというか、三千年もの間解決できなかった問題をシュドとイヴちゃんが互いを想い合う心だけで解決してる辺りは、ちょっと強引&ご都合展開だなと思ったり、過去イヴちゃんとロウの扱いがあまりに雑すぎない…?とちょっとモヤモヤする部分もあったのですが。

これ、まだ初回ルートですしね…複数ある展開のうちの一つの結末だと思えば、じゅうぶんすぎる位充実してました。

特に、ネオスフィア崩壊→クレイドルとのお別れ→朽ち果てて眠るティアブレイドの傍で未来を語り合う二人…という展開が本当に劇場版アニメかRPGのエンディングのようでとても美しい幕引きでした。

もう、シュド君まじメインヒーロー!

あ、もう一つの結末であるトラジックエンドも、その名に恥じない胸に刺さる内容でした。ハッピーエンドでかなりご都合展開で万事解決してたから、外見くらいどうにかできるんじゃないの…?という気もしたんですが、そこはスルーで(笑)

AIと人の定義というか、心や命の境目がどこにあるのか的な…SFならではの倫理観の曖昧さや残酷さが活かされてて面白いなと思いました。


〜シュド君絡みで個人的に惜しい&引っかかった点〜

・思いが通じ合うのちょっと早い

恋愛過程が雑とかいつ好きになったのかわからないって事はなく。その後のイベント配分からして間違いなくあそこで告白するのがベストだったんですが。

その…できれば、イヴちゃんには地上に出てもっといろんな経験をしながら恋愛してほしかったというか…シュドとの会話本当可愛かったから、もっと色んなイベント見たかったっていうか…そんな…そんな一足飛びに恋しなくても!!ゆっくり大人になっていいんですよ!?(お母さんか)

・弟と同じ病にかかった

間が悪過ぎるタイミングでの発症で、(ほぼ本能的な衝動として)生きたいと望んでしまった事でティアブレイドへの搭乗資格を失った後、彼が結論を出すまでの流れはすごく良かったんですけど…
瀕死の怪我すら瞬間修復できるオーバーテクノロジー技術があるのに、病気は治せないとかないでしょ。

いやー、そんな悲壮感出さなくても絶対なんか方法あるって…とか思ってしまい、そこだけ感情移入しそこねました。SFにありがちな弊害。実際、本気で治療手段を探すまでもなくあっさり解決してましたし。ナノマシン最強・万能すぎる(苦笑)

・シュドの団長機搭乗イベント

えーっと、とても浪漫あふれるシチュエーションではあったんですが。あの切迫した戦況の中で初陣もまだの新人君を、わざわざ扱いにくい団長の機体に乗せて出陣させる理由はどこに…??

完全に戦力外で足手まといにしかなってなくて、機体の無駄遣いだったし…だからこそあの決死の宇宙戦につながって結果は残せてるし、大事な伏線の一部ではあったんですけどね。

三千年前の戦いでは「筋はいいっぽい素人」どまりのガチ新人レベルだったので、ギルさんには遠く及ばずとも、もうちょっと華麗に立ち回りしてくれてた方が嬉しかった!(中二病すみません)

そのせいで、現シュド君の操縦技術に記憶経験が加わってパワーアップするという熱い場面で「いや…きみ元々そんな強くなかったよね?」と思わず真顔でつっこんでしまいました(酷い)

まあ、あれ以上設定盛りすぎると他の人差し置いて完全なる主人公になりすぎちゃうし、これくらいのバランスでちょうどいいのかな…?


〜全然まとまってないけど、シュドルート総評〜

情報量が圧倒的すぎて、伏線の張り方に感心したり、物語の熱い展開に滾ったりしているうちに、あっという間に話が終わってしまった初回ルートでした。制限かかってない状態のシュド君でこの満足感。


おおよその概要はこのルートだけで理解できた気がしてるんですが、まだまだ謎が残ってるし、他キャラのルートに期待します(笑)次はアタルヴァ!!

余談:そういえばシュドの義理のお父さん…てっきり何かしら重要なキャラなのかと思ったけど特に出てきませんでしたね??


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